ワールドカップ回転第7戦キッツビューエル(AUT) 20位

 

FISワールドカップ回転種目第7戦がオーストリア・キッツビューエルにて開催。

暖冬が続く欧州だが、この日も早朝の雨が雪に変わり、気温はプラス2℃〜マイナス1℃と高め。緩んだ雪質を硬く保つ為に試合開始の1時間前に散水と雪面硬化剤によって何とか固められたコースは荒れ易く、8番以降に滑る選手のタイム差が大きくなった。又、自然の地形を生かしたコースは細かな斜度変化と中盤以降の左に傾斜する片斜面、そこに最近の傾向でもある振り幅の広いゲートがセットされ、バランス能力と敏捷性が求 められる非常に難しいコースとなった。

前回の第6戦で右膝を負傷、全治4週間との診断を受けた湯浅選手は一昨日から雪上トレーニングを再開し、痛みに耐えての出場となった。1本目20位、2本目18位のタイムでトータル20位となる大健闘。これで今季ワールドカップ7戦中、3戦でワールドカップポイントを獲得した。合計44点のポイントはここまでの試合では過去最高。

次回ワールドカップ スラロームは1/24 シュラードミング(ナイターイベント)へと続く。

写真・文 (株)ジャパーナ 提供