平成20年度スキー指導者検定準指導員検定会実施レポート

肥田満裕(ブロック技術員)

平成20年度スキー指導者検定準指導員検定会が無事終了しました。検定結果は受検者98名、合格者56名(合格率は57.1%)でした。(検定結果詳細→)

理論検定

理論は2月27日(水)に名古屋市中小企業センターで開催された。例年通り、愛知県スキー連盟のホームページに2月7日に公開された理論問題設問集からの出題が中心となり、試験時間いっぱい取り組んでいたようです。

片桐栄市(理事・主任検定員)の挨拶

理論検定前の様子

実技検定

開会式 宮澤SAA理事長挨拶

検定風景

公認証授与 渡辺昭博さん(愛学協)

3月1日(土)〜2日(日)の日程で岐阜県ほおのきスキー場で開催されました。

検定初日は時折強風が吹く雪模様の中実施されました。視界不良でコースの所々に吹き溜まりのある中、受検生の方々の研鑽の成果を厳粛かつ慎重にジャッジさせていただきました。残念ながら途中でバランスを崩される方も見られ、改めてスキーが自然の中で行うスポーツであることを実感しました。初日の最終種目は制限滑降で、薄暗くなり始めた16時頃に無事終了しました。

2日目は初日とうって変わって快晴となり、積雪がしっかりと踏み固められた良好なバーンコンディションの中で実施することができました。初日の天候が恨めしいかぎりです。受検生の方も実力をフルに出し切られたのではないでしょうか。

各種目の詳細については検定員講評をご覧下さい。実技検定終了後、判定会議を経て合格発表、閉会式となりました。閉会式では、役員挨拶の後、合格者の発表が行われ、合格者代表として渡辺昭博さん(愛知学校スキー協議会)に公認証が授与されました。

今回合格された56名の皆さん、おめでとうございました。今年1年間の努力のたまものではないでしょうか。今後、スキークラブの指導者、地域スポーツ指導者として、スキー界を活性化するリーダとしてご活躍されることを期待いたします。

今回の検定会の開催に当たって会場のご提供を賜りました「ほおのきスキー場」関係者皆さんに感謝の意を表します。また、受検者の皆様、サポートの皆様のご協力で検定会がスムーズに運営できましたこと大変嬉しく思います。ここに厚くお礼申し上げます。