平成17年度愛知県スキー技術選手権予選ジャッジ講評
後藤和広(ブロック技術員)
今回のジャッジの着眼点として、
- スキーコントロール技術(中心軸〜2軸運動感覚まで)
- スピード
- ターン弧
を基準にジャッジにあたりました。
大回り(中斜面･整地)
スピード、パワー、トップコントロール等優れたパフォーマンスを期待しながらのジャッジでした。雪質、バーン状況により選手たちの戸惑い等が見られ、皆様の期待の高得点が得られない状態でした。ターン入り口、出口及び特にニュートラルゾーンを確実に利用されていたかに差が出たのでは.... ターン弧に関しても、大回りという種目が中〜小回りに変化したことが残念でありません。ニュートラルゾーンの利用でもっと力強いパフォーマンスを得られたのではないでしょうか。
小回り(急斜面･ナチュラル)、小回り(中斜面･整地)
トップコントロール、スピード、ターン弧がしっかりと表現されているかどうかをジャッジさせてもらいました。その結果に得点の差が現れたと思います。それと、大回り、小回りにしても上体の運動が滑りの中で利用されていれば高得点につながったのではないか......?
みなさん大変お疲れ様でした。また、決勝戦に臨まれる選手の方々にはケガのない様にスキー技術に取り組んで戦いに挑んでください。ありがとうございました。