東海北陸ブロック指導員研修会(愛知県主管)実技C実施レポート

藤村孝三(ブロック技術員)

平成16年3月27日(土)〜28日(日)岐阜県ほおのきスキー場にて、BC級検定員検定会、バッジテストA、ABC級検定員クリニック、強化合宿と5つの行事が同時進行の中、 東海北陸ブロック指導員研修会実技Cが行われ、無事終了することができました。スキー場関係者ならびに研修にご参加くださいました諸先生方、そして運営に当たられました役員、スタッフの皆様方のおかげと感謝を申し上げます。

また今回は、アトミック、フィッシャー、ディナスター、ハート、オガサカ、エラン、フォルクル、ヘッド、レクザムなどの各スキーメーカ様より試乗用の板、靴をご提供いただきありがとうございました。

レクザムのスタッフジャパーナ(ハート)のスタッフ

研修会参加者は80名程でしたので12〜13人編成で6班に分かれ、1班は一柳教育部長、2班加藤智ブロック技術員、3班は井上ブロック技術員、4班は市川ブロック技術員、5班は私、6班は木塚ブロック技術員が務めさせて頂きました。

各メーカ様より試乗会の板を60本程ご提供いただきましたので、各班いろいろな板を楽しく試乗させていただき、どちらかと言うと試乗会的な雰囲気の中で研修会を終えることができました。

教程が改定され、戸惑っておられる先生がたくさん居られましたが、今回の研修会でご理解いただけたことと自負しております。最初プルークボーゲンを滑っていただきますと、ほとんどの先生方は長年培ってきた捻りを伴った一軸プルークボーゲンを見事に滑られる先生ばかりでしが、すぐに二軸運動のプルークボーゲンをご理解していただき実践していただきました。また、トップコントロールの滑りにしても外足加重と回旋運動で滑られる先生が多かったのですが、ニュートラルポジションから内足のたたみ方を練習していただき、荷重・角付けによってスキーの横軸への落下運動を始めることを十分研修していただきました。

本年度最後の指導員研修会でしたが、二日間とも雲一つない快晴に恵まれ、試乗会もでき、楽しく心身とも「頑張らないスキー」を体験できました。

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