スキー指導方法論T

1.文中のかっこ内に適当な語句を入れよ。

伝統的な技術指導の方法とされる(  )方式は、技術の(   )を重視し、導入→(   )→応用→(   )と、積み上げ方式で指導を行っていく。この方法では、最後まで進まないと技術の全体を見渡せないため、全体にとっての(   )の必要性が認知しにくい。そのため学習に対する(   )を継続させることが難しくなる。  これに対して、新しい技術指導の方法として、(   )方式が提案される。この方法は、技術の段階よりも技術の(   )を重要視し、全体から(  )への働きかけを基本とする。そのため、これまでの「How to do」的指導でなく、「(   )to do」、「(   ) to do」という発想が求められる。

2.次の各問に答えよ。

@不安・心配や退屈といった感覚を持たないで、楽しさの流れを感じられる学習を設定する場合に考えなければならない要因を2つあげよ。
A「今もっている力で楽しむ」→「相違工夫で新たに身につけた力で楽しむ」といった過程を繰り返す学習を何というか。
Bスキーヤーの技術習得過程を4段階とした場合、各段階にみられるすがたを説明せよ。Cスキーの学習において、グループ編成の前提となる条件を述べよ。
D学習評価の指導者側の目的をのべよ。

3. 次の文章に関連する用語を答えよ。

@学ぶ側が主人公となる学習活動であり、学習者が自発的に行うこと。
Aひとつの技術課題を繰り返して練習する方法。
B単元計画にしたがい、指導内容を単位時間でさらに具体化した計画。
C特定の集団のなかでそれぞれの学習者の位置関係を明らかにする評価法。
D人の生涯を、いくつかの段階で区分すること。

4. 技術の本質性の軸を重視し、一方で技術の段階や順序にこだわらないような指導方法を何方式というか。

5. スキー指導の目標は、スキーの「楽しさ」と( )を体得させることである。その指導においては、学習者一人ひとりに目をむけ、指導というよりも主体的学習を( )するという立場に立つべきである。そして、学習活動の中心となるのは、技術の学習と( )の学習であり、これらの学習の合理性は( )によって高められ、「楽しさ」や「喜び」は、その副産物として得られる。このような学習の構造を考える場合、良い学習の内容的条件が整備されているのはもちろん大切なことであるが、それとともに、( )条件も整備されている必要がある。

6. 良いスキー学習を実現するために、学習の内容的条件をサポートする基礎的条件として、どのような条件の整備が必要であるか。5つの観点を述べよ。

7. スキー学習の計画段階において指導者は、個性豊かな学習を具体化するために、学習者一人ひとりについて理解を深めておく必要がある。どのような観点についての理解を深める必要があるか、5つのべよ。

8. スキー学習の内容設定にあたっては、( )のフロー概念にみられるように、( )水準と( )水準のバランスがとれた学習内容を設定する必要がある。また、楽しさを発展させる観点においては、取り組む活動が( )的で( )に満ちた課題であることが望ましい。

9. 学習者の技能レベルが低い、すなわち、「できない→できる」の段階において、全体学習と部分学習をどのように扱うべきか、述べなさい。

10. スキー学習は、一つのグループを、おおよそ( )〜( )名で構成するのが望ましい。そのグループは( )別に編成するのは前提条件である。しかしながら、その編成においては、学習者の( )にも配慮することは重要である。

11. 動きの自動化」の意味について説明せよ。

12. 練習過程において比較的初期の段階で進歩が一時的に停滞する現象を何というか。