平成17年度教育部活動方針

一柳達幸(教育部長

本年度は行事運営に関わる役員の皆様が誇りを持って前向きに取り組んでいける環境や、本人のやる気を醸成するための以下の仕組み作りが第一歩であると考えています。

まず、ブロック技術員およびSAA委員の皆様が、新しい「日本スキー教程 技術と指導」の理論と実技を身につけ自分の言葉でわかりやすく会員の皆様にお伝えするスキルを向上させること。

次に、行事運営にあたり会員の方とのストローク技術の基本を身につけお互いが気持ちの良いコミュニケーションが実現できるようにすること。

最後に、ボランティアを通じて身につけた様々な経験やスキルが役員の皆様の日常生活にプラスに働くこと。を目標にしました。 さて、経営学では、エンパワーメント(Empowerment:パワーを与える(Em+Power)という意味から、現場に権限を与えることで、自主性を生み出す方法)はアカウンタビリティ(説明責任)とともに、人や組織のやる気とパフォーマンス(成果)を引き出す方法として注目されています。

エンパワーメントには、権限委譲とか決定参加という人間関係の側面と、個人が内発的にモチベートされるというモチベーショナルな側面があります。また近年では、個人に適用するだけでなく、集団やチームに対しても、この概念が適用されています。

行事運営に関してエンパワーメントによって人々が価値を創造しやすいように、公正な評価と報酬、キャリアプランに基づく積極的な能力開発など現実にしたい。