平成17年度教育部活動方針

斉藤二郎(教育本部長)

17年度教育本部ホームページ開設にあたり、ご挨拶かたがた少し現状説明と、PRをさせて頂きたいと存じます。

日本の人口構成が高齢化、少子化と言う大きな問題を抱え、様々な所で今までの常識が通用しない事を強く感じるこの頃です。 我々スキー界を見ましても、スキー人口の減少は依然として大きな問題で簡単には解決出来ません、スキー場の閉鎖もかなり進んでいます、しかし何か考え、行動し、スノースポーツの発展に寄与することが教育本部の任務と考えます。

数年前から「ダーウイン」の種の起源を引用し、変化に速やかに対応出来る物が生き残ると申し上げて参りました、今年も同様大事な事と思っています。

さて、現実には何をどうすればよいか? 是非皆様で考えて頂きたいところですが、幸い今シーズンも教育本部の理事は前期と同じメンバーで構成されます、此の理事を中心に反省を踏まえて色々検討を進めて頂いています。

先ず、魅力有る教育部とするためには、魅力有る役員(理事、ブロック技術員、専門委員) とならねば成りません。その為には、理論は言うに及ばず、雪上の滑りもリーダーとしてふさわしいと言われる様な役員になって頂くよう内部研鑽させていきます。

又、魅力有る行事が計画できなければ参加者増は絵に描いた餅と言われかねません、リーダーには企画力も必要です、理事の皆さんには良く考えるように指示を出しました。

技術面では、SAJ専門委員の市野氏が「日本スキー教程」の内容にも中心人物として関与しています、積極的に指導を御願いしております。

この様な考えに基づき、以下ホームページに記載しました様な行事計画を立てました。特に新しい事としまして、海外研修会(韓国ドラゴンバレー)、カービング大会の開催等を考えております。

教育本部といたしまして広く皆様のご意見を頂き、愛される連盟を目指しております、会員の皆様は言うに及ばず、新しい方々も是非ご入会され、行事にご参加されることをお願いいたします。